台湾をバイクで走ってみたいですか?それなら、このページは最適です!
筆者は台湾が好きですでに4回渡航しています。そして先日台湾で大型バイクをレンタルして一周してきました!その経験を丸っと1ページにまとめてあります。これさえ読めば台湾ツーリングのことがわかリます
- 予算いくら必要か
- 必要な免許証と取得方法
- バイク保険と海外旅行保険のおすすめ
- 最適なルートの決め方
- 特にオススメのツーリングスポット
- 台湾の交通ルール
- お得な航空券やホテルの取り方
- 季節ごとの最適な服装
- 日本から持って行った方が良いもの
などなど、全部盛り込みました!
台湾は屋台で美味しいものを食べ、フォトジェニックな風景に出会い、人々の温かさに癒される。そんな旅を楽しめる場所です!ぜひこの記事を読んで台湾ツーリングに挑戦してみてください!
目次
台湾ツーリングの予算は?
泊まるホテルや食べるものなどで予算が変わってきますので、2パターン用意してみました。金額は多めに見積もっています。
・とにかく安く行きたい!→モデルケース1
・台湾旅行の延長で楽しみたい!→モデルケース2
1-1 | モデルケース1 | モデルケース2 |
時期 | 閑散期 | GWやお盆 |
宿泊 | ドミトリーメイン | 中級クラス |
日程 | 五泊六日 | 4-3 |
レンタルバイク | スクーター | 大型バイク |
食事 | 屋台やカジュアル | 屋台&レストラン |
往復航空券 | 10,000〜20,000円 | 40,000〜50,000円 |
宿泊費(5泊分) | 10,000円 | 20,000円 |
レンタルバイク(6日間) | 5,400円 | 31,500円 |
食事代(18食分) | 20,000円 | 31,500円 |
ガソリン代(1,000km) | 2,500円 | 6,500円 |
合計 | 47,900〜57,900円 | 129,500〜139,500円 |
1元=3.5円 (2019 年1月現在)で計算しています。
なんとなくイメージが掴めますでしょうか?台湾は日本よりも物価が安く、特に飲食は低価格で美味しいものがお腹いっぱい楽しめますので、食事代はもっと安くなるかもしれません。
航空券がウエイトを大きく占めますので、なるべく閑散期に行くことをおすすめします。
台湾ツーリングに必要な免許はJAFで入手
台湾でバイクをレンタルする際に必要なのは次の4点です。
・パスポート
・日本の運転免許証
・クレジットカード
日本の運転免許証の中国語翻訳文

日本の運転免許証の中国語翻訳文

日本の運転免許証の中国語翻訳文 2枚目

日本の運転免許証の中国語翻訳文の日本語説明
こちらが『日本の運転免許証の中国語翻訳文』です。
A4サイズの紙で2枚綴りになっています。
この『日本の運転免許証の中国語翻訳文』は全国のJAFで作成できます。
JAFの窓口に行き『日本の運転免許証の中国語翻訳文を作成したい』と伝えればOKです。
運転免許証を提示の上、申込用紙に記入すれば即日で作ってもらえます。
※JAFの窓口によっては数日かかることもあるそうなので、要確認してください。

日本の運転免許証の中国語翻訳文の申込用紙
手数料は1部につき3,394円(消費税込み)
JAFの窓口へ行けない方は郵送でも受け付けているようです。
詳しくはJAFのHPをご覧ください→JAF海外サポートページ【公式】
パスポート&日本の運転免許証
レンタルショップで提示が求められるかもしれません。
クレジットカード
バイクを借りるときに保証料を預けることになります。この保証料とはバイクの修理費や盗難防止の為に預けるもので、問題なくバイクを返したときは全額戻ってきます。保証料は店によりますが10万元(約35万円)が相場です。
もちろん現金で払っても構いませんが、バイク返還から数日後に返金手続きをすることもあるそうなのでクレジットカードの方が何かと便利です。
台湾ツーリングへ行く前に保険もチェック
事故や怪我をした際のリスクを考えると入っておきたいのが各種保険ですよね。
交通事故を起こした際の損害賠償を保証してくれるバイク保険
海外で怪我や病気をした際の治療費を保証してくれる海外旅行保険
どちらも見ていきましょう。
バイク保険は無い
バイク保険は無いと思ってください。
日本でバイクに乗っている方はバイク保険に入っている方がほとんどだと思います。同等のバイク保険を日本で加入できて、台湾でも適応されるものは見当たりませんでした。また、台湾で海外旅行者が入れるバイク保険も見当たりませんでした。
レンタルショップ独自で保険を設けている可能性もあるので、借りる際に保険があるか聞いてみるのもいいと思います。私が問い合わせた2店舗はどちらも外国人旅行者が入れる保険はありませんでした。
海外旅行保険はクレジットカード自動付帯がオススメ
海外旅行保険はクレジットカードの付帯保険がオススメです。新たに保険に入る手間もないし、保険料を払う必要もありません。
例えば楽天カードなら、日本出国前に航空券や空港までのリムジンバスなどを楽天カードで決済するだけ。病気や怪我は200万円、携行品は20万円まで補償してくれるので十分かと思います。
年会費も無料なので、海外旅行保険付帯のクレジットカードをお持ちでない方は1枚あると便利ですよ。
台湾ツーリングのルートの決め方
初めて行く場所だと、ルートを決めようにもどこに何があるかわからないから決めようがないですよね!
台湾ツーリングスポットを探す
日本でツーリングするときは雑誌やSNS、ブログ等で情報がまとめられていますが海外となるとスムーズには見つかりません。
そこで私が使ったのはInstagram
Instagramの良いところは写真から直感的に選べるということ!
まずはその国(地域)のフィーチャーしているアカウントを探します。
台湾だとこの3つがオススメ!
@taiwan1
@taiwan_dream
@amazingtaiwan
Instagramの写真から場所を調べる方法
- STEP.1台湾のインスタアカウントを開きます
- STEP.2気になる写真をタップします
- STEP.3左上に地名が出るのでタップします
- STEP.4上部に場所の詳細が表示されます
あとはGoogleマイマップなどに地点登録すれば自分だけの地図が完成!
これは台湾だけじゃなくて、国内外どこでも使える技ですよ♪
こちらのスポットがツーリングでおすすめです!







台湾ツーリングのルートを決める
行きたいスポットを繋いでいってルートを決めます。
台湾は右ハンドル・右車線なので海沿いを走りたいのであれば反時計回りをオススメします
台湾ツーリングへお得な航空券の取り方
行き先も日程も決まれば、航空券の手配です!
安い航空券の見つけ方・買い方を別記事でまとめました。



台湾ツーリングの際のホテルを予約する
ホテルの予約も必要でしょう!
予算に合わせて格安~ヴィラまで、日本語で検索・予約できるサイトとその使い方を別記事でまとめました。



台湾ツーリングで使うレンタルバイクショップを探す
レンタルバイクは中国語で『機車租賃』もしくは『重機出租』です。
これに地名を合わせて検索するとレンタルバイクショップが出てきます。
『台北 機車租賃』『高雄 重機出租』など。
お店を見つけたら事前に借りれるか問い合わせておくことをオススメします。
中:您好,我要從日本到台灣旅行,從〇月〇日到●月●日,我能夠租借機車嗎?
英:I’ll go to travel to Taiwan from Japan.Could I rent a motorcycle from ○○ to ●●?
外国人に貸すのを拒んだり、市外へ出ることを嫌がったりするショップが多いそうです・・・。
その理由は、台湾ではスピード違反などの罰金は運転者では無くバイクにかかります。だから、外国人が台湾で運転してオービスに捕まったとして後日罰金を請求されるのはレンタルバイク店なのです。違反を犯した当の本人はもう帰国した後で請求出来ないとか、そういったトラブルを避けるためだそうです。
また市外へ出るのを拒むのは何かあった時に遠くだと、助けに行けないからだそうです。
▼申込用紙の書き方例など、実際にレンタルしたときの詳しい様子はこちらの記事で
▼台湾のレンタルバイクはガソリンがほとんど入っていません!ガソリンスタンドの使い方はこちらの記事で
台湾ツーリングに必要な交通ルールについて知る
行く前に必ず知っておいたほうが良いのは、台湾の交通ルール。右車線・左ハンドルと日本と車線も逆です。
安全の為にも、交通事情を知ってから行かれてください!
▼こちらの記事にまとめています






台湾ツーリングに最適な服装は?
台湾は年間を通して温暖です。しかし、日中は暑くても夜や飲食店の中は冷房で寒かったりします。Tシャツ+パーカー+ジャケットなど、着脱して調整できるようにすると良いですね。
春(3~5月)
気温は大体20℃前後。日本から行くと『暖かい』『暑い』と感じるかもしれません。3月に行ったときは日中半袖でいることもありました。夜は肌寒くなるときもありますので、パーカーがあると良いですね。
夏(6~8月)
気温は30℃前後になります。梅雨だったり、スコールがあったりと蒸し暑い感じで座っているだけで汗が出てきます。
暑さ対策を万全にしてください。台風が多いのもこの時期です。この時期にいかれる場合は事前に天気予報をチェックされることをオススメします。
秋(9月~11月)
気温は25℃前後です。晴れの日も多くなり、台湾の観光シーズンへと入ります。春同様パーカーがあると安心です。
冬(12月~2月)
気温は20℃前後です。日中は暑いと感じることも多いですが、山の中や夜はグッと気温が下がります。厚手のアウターがあると安心です。
特に武領(標高3,000m超)などの高いところは気温はマイナス。雪が降ることもあります。行く予定の方は天気予報をチェックしてルートを組むことをオススメします。
台湾ツーリング時の荷物の積載方法
日帰りツーリングならホテルに荷物を置いていけばよいのですが、1泊2日以上走る場合はそうも行きません。
どんなバッグで行こうかというのは迷うところだと思います。
私は今回、リュック+ツーリングネットで行きました。結局ツーリングネットは使用しなかったのですが、お土産買ったりして荷物が増えても積載できる安心感はありました。
台湾の治安は悪くないです。過去3回、台湾へ行って夜も出歩いたりしていますが怖い思いをしたことは1度もありません(運がいいだけかもしれませんが)いずれの場合でも、貴重品は肌身離さず持っていてください。
リュックを背負う
リュックは高さの低いものを選んでください。でないと、バイクに跨ったときにヘルメットに当たって不快な思いをします;
リュックで行くのであれば荷物は極力減らしたほうが楽です。私も今回荷物を減らすため一眼レフやドライヤーなどは持って行きませんでした。
【○メリット】
・荷物を全て運搬できる(盗難のリスクが低い)
【×デメリット】
・常に背負うので重たい
・どんな車種でも対応できる
ツーリングネットを使用する
柔軟に対応できるのがツーリングネットのいいところだと思います。多少荷物が増えても固定できます。
【○メリット】
・どんな車種でも対応できる
・荷物が増えても対応できる
・体が自由になる
【×デメリット】
・シートバックよりは安定性に欠ける
・バイクに積みっ放しだと盗難の可能性がある
シートバッグをバイクに載せる
あらかじめレンタルバイクが予約できていて、車種がわかるのであればシートバッグを持っていくのも良いです。一番安定感はあるし、体への負担も少ないです。
【○メリット】
・体が自由になる
・安定性が高い
【×デメリット】
・車種によっては積載できない可能性がある
・バイクに積みっ放しだと盗難の可能性がある
台湾ツーリング:日本から持っていって良かった物
これは持っていって本当に良かった!と思ったものをまとめます。
台湾でも買えるものですが、時間が勿体無いので日本で購入して持っていくことをオススメします。
スマホホルダー
カーナビ代わりにGooglemapを使いました。Googlemapは本当に便利です。世界中どこでも使えます。
スマホを見ながら走れるようにバイクに固定できるスマホホルダーを持って行きましたが、大正解でした!
モバイルバッテリー
スマホでGooglemapを使いっぱなしだとバイクから電源を取ることもできないのでモバイルバッテリーも持っていくことをオススメします。
私が使っているのは20,000mAhのものです。写真も沢山撮りましたが1日充分に持ちました。
ヘルメット・グローブ
ヘルメットやグローブは貸してもらえるところもありますが、サイズが合わなかったり衛生面を考えると持っていくことをオススメします。
ヘルメットは航空機内に手荷物として持ち込みます。手荷物制限(7kgとか10kg、2個まで等)に含むことになるので、重量には気をつけてください。
私は1月に行ったので、寒いだろうと冬用グローブを持って行ったのですが昼の間は暑くてつけられませんでした。山の中を走る予定がなければ夏~秋用のグローブで十分です。
台湾ツーリングまとめ
海外ツーリングって見るもの全てが新鮮に映ります。日本でツーリングに行くよりは準備が大変ですが、その分満足度も高いと思います。台湾ツーリングの参考になれば嬉しいです♪
台湾のツーリングは難易度は高くありませんので、ぜひ挑戦してみてください!日本には無い景色の中を走ることができますよ。