みなさーん!バイク旅してますか?キャンプ行ってますか?!
旅大好きな私ですが、キャンプしながらの旅で何が大変って「電源の確保」
大容量のモバイルバッテリーは持っているのですが撮影機材が多いので1日しか持ちません。
充電させるためにずっとバイクのエンジンをかけっぱなしにするわけにもいかないし・・・と言うことで、長期の旅だと数日に1回は電気製品をフル充電させるためにわざわざ宿を取ったり、バンガローに泊まったりしていました。
キャンプしたいのに出来ない、しかも宿代高いしとモヤモヤしていました。
そんなポータブルバッテリーでは物足りない!と言う同士(笑)に、大容量バッテリーのJackeryのポータブル電源 240をインプレしたいと思います。
もちろん、車中泊や災害時の停電にも転用できるので是非参考にしてくださいね。
※Jackeryから商品提供を受けてレビューしています。
Jackery ポータブル電源 240 66000mAh/240Wh
目次
動画が良い方はこちら
モバイルバッテリーとポータブル電源の違いは?
モバイルバッテリーとポータブル電源は全く違う商品になります。
- モバイルバッテリーは日常で持ち運ぶことを想定して作られた商品
- ポータブル電源はアウトドアや災害時の電源確保を想定して作られた商品
ポータブル電源はACコンセントやシガーソケットが付いているので、扇風機・電気毛布・冷蔵庫といった家電も使用することができます。
また容量もモバイルバッテリーは5,000〜20,000mAhが主流なのに対し、ポータブル電源は40,000〜195,000mAhと非常に大きいのも特徴です。
ポータブル電源は名前の通り「持ち運ぶ電源」です。
Jackery(ジャックリー)ってどんなメーカー?
今回インプレするのはJackeryのポータブル電源 240と言う製品ですが、Jackeryってメーカー名初めて聞いたと言う方多いのでは無いでしょうか。私も初めて聞きました。
どんなメーカーなのか調べてみました
・Jackeryはアメリカのメーカー
・ポータブル電源やソーラーパネルの生産・販売
・米国Amazonバッテリー部門売り上げNo.1
・同シリーズの2019年度累計出荷台数15万台
・米国HONDAの公式ライセンス製品を展開
・2019年(今年)日本初上陸
今年日本初上陸だったんですね。それなら名前を聞いたことが無いのも納得です。

米国Amazon売り上げランキング
米国Amazonのページを見てみると確かに1位
Update hourly(1時間毎に更新)と書いてあるので常に1位にランクインしているようです。
そして、公式Twitterを確認すると、こんなツイートを発見。
"Jackery's products have always shown nothing but excellence, and now they have the seal of approval from Honda that's had their hands in things all the way from humanoid robots to formula one racing."#Honda #HondaByJackery
— Jackery Inc. (@jackeryinc) March 27, 2019
良く見ると本当にHONDAのロゴがついてる!
人気のある製品のようですね。
Jackeryポータブル電源240の特徴
240wh/66,000mAhの大容量
66,000mAhの大容量ですが一体どれぐらい充電できるのでしょうか?
取扱説明書にはこう記載がありました。
- スマートフォン 20回
- Gopro 20回
- ノートパソコン4回
- ドローン 2~4回
キャンプへ行って家族全員分のガジェット充電してもまだお釣りがきそうですね。
ロングツーリングへ行った時は気兼ね無く手持ちの電化製品を充電できそうです。
撮影しまくって電池がなくなって翌日の撮影を諦めるなんてことは、もうしなくて良くなるのですね・・・!
AC100V/200Wは結構色々使える
AC出力の100V200Wは一体どんなものが使えるんでしょうか?
下記にまとめてみました。
家電名 | 消費電力 |
スマホ充電 | 5W |
ノートパソコン | 50W |
扇風機 | 50〜60W |
電気毛布 | 80〜100W |
ヘアアイロン | 70〜150W |
PS4 | 200W |
冷蔵庫 | 200W |
こたつ | 200W |
結構色々使えることがわかりました!
電気毛布も使えるんですね!寒いキャンプ場でも、電気毛布使ってぬくぬく暖かくして寝られるってこと?
え?最高じゃ無い?
昨年、北海道胆振東部地震で起きたブラックアウト(大規模停電)
まだ9月で暖かい時期でしたので良かったのですが、これが冬だったらと思うとゾッとしました。
これがあれば電気毛布が使えますから、もしもの時の備えになりそうです。
「この製品200W以下かどうかわからないな・・・」と言う時は、とりあえず使ってみてください。
もし、200W以上のものであっても電流を自動的に遮断してくれます。
なんと電熱ジャケットも使える!!
これからの季節は電熱ジャケットを着用したいですよね。
現在、私はハーレーとYAMAHAのセローの2台を所持しています。私が持っている電熱ジャケットはハーレー用の12V電源のもの。セローでも使えると勝手に思っていたのですが、こんな記事を発見。
ヒーテックで例えると、ジャケット、グローブ、パンツをフルセット&最大熱量で使用すると、13A。ワット数に換算すると約156w の電力が必要になります。これを満たすバイクはハーレー位大きなバッテリー&ジェネレーターが必要となります(ハーレーは全モデル使用確認済み)。引用元:https://www.bikebros.co.jp/vb/feat/heatech-kiso/
なんと、セローは電圧が低くて電熱ジャケットを使うことができません。(なんてこった・・・)
省エネタイプやモバイルバッテリーにつなぐタイプの電熱ジャケットも検討しましたが「2着買うのもなぁ・・・」と迷っていたところでした。
そして、ポータブル電源を見ていて閃いた!これと電熱ジャケットをつなげれば使えるんじゃないか?
だって全部つなげても156w・・・いける!いけるよ!!!
電熱ジャケットを1着買うだけでもポータブル電源とほぼ同じ価格ですから、なんてお得なんだ!と一人で小躍りしていまいました。
Jackeryポータブル電源240の使用上の注意点
航空機に持ち込みできない
ポータブル電源240に限らず、リチウム電池で160Whを超えるものは機内に持ち込めません。
空の旅以外で使いましょう♪
防水では無い
防水の記載がなかったので、おそらく防水ではありません。
車に積んだり非常用で家に置くには良いと思いますが、バイクに積んだりキャンプで使ったりなどで突然の浸水には注意が必要でしょう。
3ヶ月に1回充電が必要
長期間使用しない場合は3ヶ月に1回充電する必要があります。
いざという時に使えないなんて事態にならないように季節が変わるタイミングで充電しておいた方が良さそうですね。
Jackeryポータブル電源240の外観・サイズ・重量

前面

側面

背面

底面

底面説明書き

ディスプレイ部
Jackeryポータブル電源240の入力(充電)と出力
入力(充電)はシガーソケット/コンセント/ソーラーパネルの3種類

充電方法は3種類
家庭にあるACコンセントからはもちろん、車のシガーソケットからも充電できます。
そして、太陽光パネル(別売り)が使えるのが本当にありがたい!
特に災害時はバッテリーを充電する電気がそもそも無いので、電源以外の電気方法確保は必須だと感じました。
Jackeryの公式の太陽光パネルはまだ日本未発売のようです。他のメーカーの太陽光パネルでも充電できたと言う記載も見ましたが、私は持っていないので未確認です。
出力はUSB/AC/シガーソケットが使える
容量の範囲内なら同時に複数つなげて充電することもできます。
200wでも色々使えるのですが、欲を言えば500wぐらいまで対応していると嬉しかったです。
何故かと言うと、キャンプとか行って電気が無くて何が困るってドライヤーが使えないこと。
キャンプ場のシャワーってドライヤーが無いことが多いんです。温泉に行っても置いて無いところがあったり・・・髪が長いので乾かさずに寝たりなんかしたら一発で風邪をひきます。
500wに対応していればカールドライヤーが使えるので便利だろうなと。
と、思って良くみたら同シリーズの上位機種「Jackeryポータブル電源700」なら500w対応しているんですね!
非常用で据え置きとか車内泊にも使うならこっちも良さそう。
Jackeryポータブル電源240Whを使ってみた

ガジェット類
Macbookpro・iPhoneXS ・Goproを充電してみました。

消費電力
消費電力は70W。上限の200Wにはまだまだ余裕があります。

電気毛布
電気毛布も使ってみました。
試しに弱で1時間稼働させたところ、バッテリー残量は100%→96%に!
長時間使えそうです。
Jackeryポータブル電源240Whの仕様
サイズ・重量
サイズ 231×199×132mm
重量 3kg
バッテリー
PSE適合品、純正弦波
バッテリー容量:66,000mAh 241.9Wh / 16.8Ah / 14.4V
バッテリー種類:リチウムイオン
サイクル回数 : 500回以上
本体充電所要時間:約7時間(ACコンセント使用時)
入出力
AC出力×1口:200W / 100V-60Hz
USB出力×2口: 5V / 2.4A
DS(シガーソケット)出力×1口:12V / 10A
入力:8m 12V~30V 最大42W
安全性
認定資格:FCC / RoHS / PSE /UN38.3
BMS搭載 : 電圧・温度を適切に管理、過充電・過放電を防止
動作温度 : -10℃~40℃
充電温度 : 0℃~40℃
製品保証 : 購入日より24ヶ月
テクニカルサポート : 期限なし(日本語可/公式HP・メール・各種SNS)
Jackeryポータブル電源240まとめ
連泊キャンプや車内泊にもピッタリの製品だなと感じました!また災害時にも1台と安心ですね。
昨年の地震で水や食料だけではなく電源も備えることの大切さを学びましたので、キャンプ以外でも常にフル充電の状態で置いておこうと思います。
Jackery ポータブル電源 240 66000mAh/240Wh