こんにちは!ガジェット大好きライダーのあお(@ao_motolife)です。(肩書きがよく変わるw)
360度カメラや手振れ補正アクションカムなど面白いカメラをいくつも輩出しているInsta360から、最新作が2020年1月7日に公開されました!
今回はなんとなんと!!Insta360から販売前の初バッチ(初回生産品)をお借りできました!!
と言う事で史上最速実機レビューをしたいと思います!(パチパチ〜!)
お借りしたからといって良いことしか書かないような薄っぺらい記事を書くつもりはありません!原稿料いただいているわけでもないので自由に書かせていただきます(笑)個人のブログだから制約ないしね〜(*ˊᗜˋ*)
Insta360もGoproも使用している立場から、両方を比べてレビューしたいと思います。
※本ページで使用しているInsta360 ONE Rは試作品です。実際に販売されるInsta360 ONE Rでは仕様が異なる点があります。
目次
Insta360 ONE Rを動画でインプレ!
文章が良い方はこのまま下へどうぞ!
Insta360ってどんな会社?
Insta360は2014年に創業したばかりであるにも関わらず、360度カメラの世界シェアはNo.1を誇っている企業です。
Instaとついていますが、Instagramとは関係ありません(笑)
Insta360の驚くポイントのはアップデートの速さです。前モデルで「(๑′௰‵๑)<ここがこうだったらいいのにな〜」という部分を次機種で完全に解消している改善の速さは本当に目を見張るものがあります。
親指サイズの超小型手ぶれ補正付きのアクションカムを開発するなど、面白いカメラを次々と出しているのも特徴です♪
Insta360 ONE Rの第一印象「どうなってんの?」

LEGOみたいに分解できる!
あお
Insta360 ONE Rの第一印象はまさにこの一言でした。こんな形状のアクションカム見た事ない!!
今までのアクションカムは1つのカメラに1つの機能しかありませんでした。例えばGoproは4Kの美しい映像を、360度カメラはは360度の映像を、ドローンは空撮を。と
Insta360 ONE R はまるでLEGOのようにレンズを色々と組み替えて使用することができちゃうんです!
時にはGoproのような美しい4K映像を、ある時は360度カメラで撮りたいものを逃さず、ある時は1インチの広角レンズでより美しく夜にも強い映像を撮ることができます。消える自撮り棒を使えばドローンのような映像を撮ることも!
なんてこった・・・!
Insta360 ONE R開封の儀
届いたものを実際に開けていきましょう!この瞬間が一番ワクワクするのですよ〜♪

いざ開封!(待てずにちょっと開けちゃった笑)

中には本体と自撮り棒・レンズカバーが入っていました

本体を開けるとこんな感じ

箱の中身を全部出してみます
箱の中にはこれらのものが入っていました!
- Insta360 ONE R本体
- バッテリー
- 360度レンズ
- 4Kレンズ
- ステッカー
- 保証書
- 取扱説明書
- クイックスタートガイド
- 充電ケーブル
- ケース
- 360度レンズ用保護カバー
- ワイプ
Insta360 ONE Rの外装

正面

背面

左サイド

右サイド

上部

底部

360度レンズ

交換して使えます

360度レンズ用保護カバーを装着
Insta360 ONE RとInsta360 ONE Xの違い

前モデルのInsta360 ONE Xとの違いは?
Insta360 ONE Rの前モデルとしてInsta360 ONE Xという360度カメラが販売されています。
どう変わったのか詳しくチェック!
後継機というよりは全く別物の超高性能カメラになったイメージです!名前が似ていてややこしいので、ここでは「X」と「R」と呼ぶことにします。
音声録音が可能になった
「X」で唯一の欠点だったのが音声録音ができないことでした。「R」では改善されていて本体にもマイクがついているし、外付けのマイクも使用可能です。vlog やモトブログをしている方には必須の機能かと思います。
本体のみでデータの確認や消去が可能になった
「X」はPCやスマホに繋がないと中のデータを確認することができませんでした。「R」はモニターが付いたことによって、本体のみでデータの確認や消去が可能になりました。
防水仕様になった
「X」は防水ではありませんでした。「R」は本体のみでIPX8水深5mまで使える防水仕様です。突然の雨や雪・マリンスポーツやウインタースポーツでも不安に思うことなく使用するところができるようになりました。水深60mまで対応可能な潜水ケースも別途で購入可能です。
音声制御が可能になった
声でシャッターを押したりなど簡単な操作が可能になりました。
※英語と中国語のみ対応
Deep追跡機能
被写体にカメラを向け「Mark that!」と言うと、その被写体をロックし追い続けてくれます。
より細かな設定ができるようになった
画角の設定だけではなく、ホワイトバランスなどより細かな設定が可能になりました。
重量は増えた
「X」はバッテリーを含め115gだったのに対し、「R」はgと重量は増しています。
Insta360 ONE RとGopro hero8blackどちらが良い?

Insta360とGoproどっちがいい?(写真はhero5)
アクションカムを買おう!となると候補に上がるのが「Gopro」だと思います。どちらを買おうか迷われる方も多いのではないでしょうか?
性能で言うとInsta360 ONE R>Gopro hero8 blackです。詳しく見ていきましょう!
画質(解像度)
Insta360 ONE R > Gopro hero8black
Insta360 ONE R 最高解像度(5.3K/5312×2988@30fps/1インチ広角レンズ使用時)
Gopro hero8black 最高解像度(4K/4000×3000@30fps)
Insta360 ONE Rは1インチ広角レンズを使用することでGopro以上の解像度で撮ることができます。4Kレンズで比べた場合はどちらも同等です。
価格
Insta360 ONE R > Gopro hero8black
価格も4KレンズのみだとGoproよりもInsta360 ONE R の方が1万円以上安いです。
360度カメラを付けたモデルでもプラス9,000円と値段は跳ね上がりません。価格に関しては後で詳しく書きます!
防水機能
どちらも◎
Insta360 ONE R→5m防水(潜水ケースで60mまで対応)
Gopro hero8blsck→10m防水(潜水ケースで60mまで対応)
耐久性
耐久性に関しては正直比較ができません。
と言うのも、Insta360 ONE Rを手に入れて間もないし一度も落としていないので耐久性がわからないんです(゚´ω`゚)
わざと落とすのも嫌なので、この章は今後気になった時に追記したいと思います!
マウント類の多さ
どちらも◎
Insta360 ONE RはGoproのマウントがそのまま使えるのでマウントの多さは同等です。
このマウントセットが安くてオススメ♪
Goproのみにある利点
ユーザーが多い→何か困ったときに答えが見つかりやすい
バッテリーの汎用品がある→品質はさておき、安いバッテリーを購入できます
Insta360 ONE Rのみにある利点
360度・1インチ広角撮影ができる
レンズを交換できる→様々な画角で撮る事ができます
音声制御→簡単な操作を声で行えます。運転中などシャッターを押せないとに便利
結論:Insta360 ONE Rの方が性能は上
以上の比較で、現時点ではInsta360 ONE Rの方が性能は上です。
今はまだ予約販売の段階なので、この先よりメリット・デメリットが見えてくると思います。何かありましたらここに追記したいと思います。
Insta360 ONE Rの価格
最初値段を知らなかったので「(๑′௰‵๑)<どうせ高いんでしょ?10万ぐらい?」って思ってました。
だってGoproと360度カメラを2台買ったら余裕で11万円ぐらいになりますからね。
発表された価格がこちら!(でんっ!)

(左)ツイン版 (右)1インチ版
販売価格: 日本円¥59,400 (税込) [Insta360 ONE R 1インチ版] 1インチ広角モジュール
販売価格: 日本円¥68,200 (税込) [Insta360 ONE R 4K版] 4K広角モジュール
販売価格: 日本円¥39,600 (税込)
安くはない。
決して安くはないのですが
「え?この値段で?!」って思ってしまった
だって、GoproHERO8blackが単体で50,800円(2020/01/07 Gopro公式サイト)なのを考えるとプラス9,000円で360度カメラが手に入っちゃうんですよ。
あお
Insta360 ONE Rのメリットとデメリット
Insta360 ONE Rのメリット
・1台で何役もこなす
一番のメリットはここかと思います。今まで1つのカメラでは1つの映像方法しか撮れなかったものがレンズを交換するだけで様々な映像が撮れるようになるのは正直画期的だと思いました。
特に気になったのがこの画像
まさかドローンにもなるの?
今回お借りしたセットには付いていないかったので、他の方のレビュー見て回りたいと思います!
・撮りこぼしがない
360度カメラのメリットは撮りこぼしがないこと
全て録画してくれるので後から見て「きちんと映っていなかった・・・」ということがほとんどありません。
カメラワークも後からいくらでも編集できるので、1度撮った映像の使い勝手が良いものもメリットかと思います。
Insta360 ONE Rのデメリット
・電池の消費が早い
360度レンズを使うとバッテリーの消費が4Kレンズよりも早いです。また、バッテリーの形状が独特なのでGoproや一眼カメラのように汎用品で安いバッテリーが出ることは期待できなさそうです。
バッテリーを常時何個も持ち歩いて撮影するような使い方をされる方には不利かと思いました。
Insta360 ONE R は通常バッテリーの2倍の容量がある「大容量バッテリー」が販売される予定です。Vlogやモトブログで長時間撮る機会が多い方はあらかじめ買っておいた方がいいかも。
・データの消費が多い
高解像になるほどデータが大きくなります。特に360度カメラは2つのレンズで前後同時に録画しているのでデータの消費が著しいです。
今ではmicroSDカードも値段が落ち着いているので、最初から256GBなど大容量のmicroSDカードを用意した方が良いかも!
私はこれ使ってます↓
Insta360 ONE Rのスペック
ONE R 4K 広角モジュール | ONE R 360度モジュール | ONE R 1インチ広角モジュール | |
レンズ口径 | F2.8 | F2.0 | F3.2 |
35 mm相当の
焦点距離 |
16.4mm | 7.2mm | 14.4mm |
静止画解像度 | 4000×3000 (4:3)
4000×2250 (16:9) |
6080×3040 (2:1) | 5312×3542 (3:2)
5312×2988 (16:9) |
動画解像度 | 4000×3000@30fps,
3840×2160@60fps, 3840×2160@30fps, 2720×1530@100fps, 2720×1530@60fps, 2720×1530@30fps, 1920×1080@200fps, 1920×1080@120fps, 1920×1080@60fps, 1920×1080@30fps |
5760×2880@30fps,
5760×2880@24fps, 5760×2880@25fps, 3840×1920@50fps, 3840×1920@30fps, 3008×1504@100fps |
5312×2988@30fps,
3840×2160@60fps, 3840×2160@30fps, 2720×1530@60fps, 2720×1530@30fps, 1920×1080@120fps, 1920×1080@60fps, 1920×1080@30fps |
静止画フォーマット | jpg、RAW (RAWファイルの編集はデスクトップソフトが必要) | insp (アプリやStudioで書き出し可能)、RAW (RAWファイルの編集はデスクトップソフトが必要) | jpg、RAW (RAWファイルの編集はデスクトップソフトが必要) |
動画フォーマット | insv (アプリやStudioで書き出し可能)、
mp4 (カメラ内FlowState手ブレ補正)、LOGとHDR動画対応 |
insv (アプリやStudioで書き出し可能)、LOGとHDR動画対応 | insv (アプリやStudioで書き出し可能)、mp4 (カメラ内FlowState手ブレ補正)、LOG動画対応 |
動画コーディング | H.264, H.265 | H.265 | H.264, H.265 |
動画ビットレート | 最大100Mbps | ||
ジャイロスコープ | 6軸ジャイロスコープ | ||
対応機種 | System on Chip (SoC):
A11 or above iOS (iPhone 8, 8 Plus, X 以上) Kirin 980 以上 (Huawei Mate 20, P30 以上) Qualcomm Snapdragon 845 (Samsung Galaxy S9, Xiaomi Mi 8 以上) Exynos 9810 以上 (Samsung Galaxy S9, S9+, Note9 以上)
※上記の機種はAIスマート編集機能を含むすべての機能が利用できます。 低スペック機種は一部のみ機能を対応している場合があります。また、プロセッサ集約型のAI関連の機能を利用する際に、スピードが落ちる可能性があります。 |
||
写真モード | 標準, HDR, バースト, インターバル, ナイトショット | ||
動画モード | 標準,
HDR, タイムラプス, タイムシフト |
標準,
HDR, タイムラプス, タイムシフト, バレットタイム, |
標準,
タイムラプス, タイムシフト |
ライブストリーミング | 近日公開予定 | ||
露出値 (EV) | ±4 EV | ||
露出モード | 自動, 手動 (Shutter 1/8000s-120s, ISO 100-3200), シャッター優先 (1/8000s-2s), ISO優先 (100-3200) | ||
ホワイトバランス (WB) | 自動, 2700K, 4000K, 5000K, 6500K |
Insta360 ONE Rは面白い!
知れば知るほど面白いカメラですね。
各社が360度カメラを開発していたり、VR動画が増えているなど個人的にこの先360度カメラが主流になってくると思っています。少し前までは「360度カメラはプロが使う高価なもの」でしたが、今では通常のアクションカムを買うのと値段がそう変わらなくなってきています。
人と違った映像が撮りたいという方は今のうちに参入するのが良いと思いました。
Insta360ONERは公開されたばかりのモデルなので、この先どんどん情報が解禁されていくと思います。この記事にも追記してお知らせします(*ˊᗜˋ*)!!