長崎に来たら外せない!平和公園・原爆資料館へ行ってきました

こんにちは。あお(@ao_motolife)です!
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今回の記事は平和公園・原爆資料館

この日、午後から約束があり長崎の滞在は午前中に限られました。
ハウステンボス・グラバー園・中華街など見所が沢山ある長崎の街ですが、どれか1箇所しか立ち寄る時間がなかったので、今回は迷わず平和公園と原爆資料館を訪れることにしました。

平和公園

昨晩泊まった、長崎カトリックセンターYHから徒歩でも行けるのですが、時間があまりないのでバイクで移動。
平和公園は駐車場完備なので、停める場所には困りません!

園内図

地下駐車場から上がると、平和祈念像が目に入りました。

平和祈念像

平和記念像は昭和30年(1955年)に4年の歳月を経て完成しました。
像の高さは9.7メートル、台座の高さは3.9メートル。総工費3,000万円をかけて製作されました。
3,000万円というのは昭和30年のことで、現在の貨幣価値に換算すると約6億2,400万円となります。

写真で見るよりも、ずっとずっと大きく感じます。

このポーズの意味ですが、ガイドの方の説明がとてもわかりやすかったので、記載させていただきます。

天を指した右手は、この地で放たれた原爆の脅威を
水平に伸ばされた左手は、平穏・平和が続くことへの祈りを
立てた左足に動き(救済)を
倒した右足に静けさ(瞑想)を
軽く閉じた瞼へは、犠牲者の冥福を。

キリストのように見える髪形、おでこには仏様の象徴である白毫を
西洋人の体つきと、東洋人の顔立ち

宗教・国を超え、全人類・世界が平和であることへの祈りが込められています

意味を知る前と知った後では、像の見方も変わりますね。

世界の平和シンボル

15カ国から寄せられた、平和を象徴する像が並べられています。

平和の泉

平和公園入り口

こちらが入り口になります。
エスカレーターのすぐ横には防空壕の跡も残されていました。

原爆落下中心地碑

この碑の上空500mで原爆は爆発したそうです。

被爆50周年記念事業碑(母子の像)と公園内の様子です。

原爆資料館

原爆資料館へも立ち寄りました。

入館料は一般200円・小中高生100円でした。

1945年8月9日 11時02分
原爆投下の時間で時を止めた柱時計から資料館は始まります。

館内はフラッシュ・三脚・携帯電話を使用しなければ写真撮影は許可されています。
しかし、あまりの惨さ痛ましさに、どうしてもシャッターが切ることができませんでした。

遺品の数々を見ていると、たくさんの思いが全身を巡って自然と涙が零れてきました。

平和公園・原爆資料館で欧米系の海外の方を多く見かけたことが印象的でした。
どなたも真剣に説明を読み、ガイドの声に耳を傾けていました。

追悼平和祈念館

原爆資料館の隣に追悼平和祈念館があり、中には追悼空間や資料を閲覧できるスペースがあります。
入館料は無料ですので、資料館とあわせて立ち寄ってみてください。

今回、平和公園・原爆資料館を訪れて、胸が詰まる思いでした。
今ある当たり前に送れている生活は、多くの、本当に多くの犠牲の上に成り立っているのだと痛感しました。

うまく言葉にできない自分が情けないですが
ここで見聞きしたことを心に刻み、これからの生活に活かしていきたいと思います。

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いつも本当にありがとうございます

 

平和公園の場所・営業時間・駐車場などの情報

名称:平和公園(へいわこうえん)

住所:〒852-8118 長崎県長崎市松山町9

駐車場:有り(バイク 最初の30分まで60円 以降30分ごと60円 1時間30分超 200円/日)